一級建築士による内覧会立会い・同行(マンション)の現場レポートです。
内覧会立会い・同行の現場レポート :兵庫県西宮市 Part5-4
さぁ、第4回目にまで及んだ、内覧会立会い・同行(マンション)(現場:兵庫県西宮市)のレポートも今回で最後です。
今回は、玄関部分の調査からです。
玄関ドアの開閉をチェックしていた田中さん。
「これは重いわ。」
「何がですか?」
「開けてみたらわかるよ。」
それでは、失礼して。
「うわっ、ホントですね、ここからものすごく力がいる~(>_<)」
説明しますと、玄関ドアを45°ぐらい開けたところから、急に重くなってそれ以上開けるには結構"グッ"と力を入れないといけないのです。片手では無理なぐらいですよ(・・;)
「こんなに重いと女性は特に大変でしょう。ドアの調整が必要ですね。」
こんなにドアが重いと、しかも途中からなので、まだ開いていないドアに先につっこんで、慌ててたら頭をぶつけるかも。
指摘箇所は1つずつお客様にも確認してもらいますが、奥様にこのドアの開閉を試してもらったところ
「ほんとですね、重いわぁ。これだとベビーカーの出し入れが大変。」
さすが奥様。ドアが開く前に入って頭をぶつける心配などしていた私と違い、実際の日常を想定した最もな感想です。
本日はお子様を預けて内覧会に来られたそうですが、小さいお子様が2人いらっしゃるそうです。
ベビーカーを押して買い物から帰ってきて、やれやれ(~_~;)と思った時に、玄関を開けるのにこんなに力がいるんじゃ、やってられません。
施工側の担当者の方に最終の補修箇所の指摘をしていた際に
「このドアは途中からかなり重くなるので調整をお願いします。」
と田中さんが言ったところ、
「窓が全部閉まってる状態なら、玄関ドアは固いこともありますよ。」
(↑マニュアルがあるのかなというような応対、実際自分では開け閉めしないままこの担当者のセリフ)
「それはそうですね。確かにその状態では重くなることもありますよね。でも、それにしてもこのドアは途中から急に重くなる状態ですし、調整が必要です。我々男性より女性にはより重く感じると思いますよ。」
「....。」
ここで"うん"と言ってくれないならこの担当者の方に、ベビーカーを押している状態で実際に開けてみてもらったら重すぎると言っているのもわかってくれると思います!と、ここは一つ女性として奥様の為にも応援演説に入ろうかなどと思っていた私。
「わかりました。調整します。」
山瀬、出る幕なし。
「そうですか、ではよろしくお願いします。」
と田中さん。田中さんの穏やかだけど引かない態度は、やはり専門家ならではの風格ありです。
担当者の方には他の指摘箇所もすべて直してもらうことを了承してもらいました。
今日指摘した箇所は、しっかり直っているかどうかを後日の再内覧会で確認して下さいね。
☆★☆★(^^*)ここでひとつ注意点(*^^)★☆★☆
『再内覧会では、補修工事の際の新たなキズなどが出来ていないかもしっかりご確認してください』
補修には多少なりとも工事を伴いますので、又、新たなキズが発生しているかもしれませんからね。ちょっと大変ですが、念には念を入れてチェックして下さい!
え~それでは、本日の調査終了です。
皆様お疲れ様でした。
専有面積の広いマンションでもあったので調査、指摘まで3時間以上の時間が経っていました。
でも私には"あっという間"という感じ。
何回か内覧会の現場に同行している私でも(同行しても調査はせず建築士さんについて回っているだけの私でも)いざ内覧会を始めます!となると舞い上がり気味になります。
行く度に、
「あぁ、こんなところにも施工ミスがあるのかぁ。」
「こんなところを建築士さんは見てるのか、なるほどなぁ。」
と新しい発見があり、とても勉強になります。
舞い上がらずに冷静になれるのはいつの日かとも思いますが、今後も現場にはお邪魔したいと思っています。
横道にそれ気味のレポートでしたが最後までお読みいただいた皆様、ありがとうございました。
次はどの現場のレポートができるのでしょうか?
新しい靴下を持った私は又、どこかに出没するでしょう。そのときはどうぞよろしくお願い致します。
』』(^_^)
兵庫県西宮市の内覧会立会い・同行(マンション)はこちら
今回は、玄関部分の調査からです。
玄関ドアの開閉をチェックしていた田中さん。
「これは重いわ。」
「何がですか?」
「開けてみたらわかるよ。」
それでは、失礼して。
「うわっ、ホントですね、ここからものすごく力がいる~(>_<)」
説明しますと、玄関ドアを45°ぐらい開けたところから、急に重くなってそれ以上開けるには結構"グッ"と力を入れないといけないのです。片手では無理なぐらいですよ(・・;)
「こんなに重いと女性は特に大変でしょう。ドアの調整が必要ですね。」
こんなにドアが重いと、しかも途中からなので、まだ開いていないドアに先につっこんで、慌ててたら頭をぶつけるかも。
指摘箇所は1つずつお客様にも確認してもらいますが、奥様にこのドアの開閉を試してもらったところ
「ほんとですね、重いわぁ。これだとベビーカーの出し入れが大変。」
さすが奥様。ドアが開く前に入って頭をぶつける心配などしていた私と違い、実際の日常を想定した最もな感想です。
本日はお子様を預けて内覧会に来られたそうですが、小さいお子様が2人いらっしゃるそうです。
ベビーカーを押して買い物から帰ってきて、やれやれ(~_~;)と思った時に、玄関を開けるのにこんなに力がいるんじゃ、やってられません。
施工側の担当者の方に最終の補修箇所の指摘をしていた際に
「このドアは途中からかなり重くなるので調整をお願いします。」
と田中さんが言ったところ、
「窓が全部閉まってる状態なら、玄関ドアは固いこともありますよ。」
(↑マニュアルがあるのかなというような応対、実際自分では開け閉めしないままこの担当者のセリフ)
「それはそうですね。確かにその状態では重くなることもありますよね。でも、それにしてもこのドアは途中から急に重くなる状態ですし、調整が必要です。我々男性より女性にはより重く感じると思いますよ。」
「....。」
ここで"うん"と言ってくれないならこの担当者の方に、ベビーカーを押している状態で実際に開けてみてもらったら重すぎると言っているのもわかってくれると思います!と、ここは一つ女性として奥様の為にも応援演説に入ろうかなどと思っていた私。
「わかりました。調整します。」
山瀬、出る幕なし。
「そうですか、ではよろしくお願いします。」
と田中さん。田中さんの穏やかだけど引かない態度は、やはり専門家ならではの風格ありです。
担当者の方には他の指摘箇所もすべて直してもらうことを了承してもらいました。
今日指摘した箇所は、しっかり直っているかどうかを後日の再内覧会で確認して下さいね。
☆★☆★(^^*)ここでひとつ注意点(*^^)★☆★☆
『再内覧会では、補修工事の際の新たなキズなどが出来ていないかもしっかりご確認してください』
補修には多少なりとも工事を伴いますので、又、新たなキズが発生しているかもしれませんからね。ちょっと大変ですが、念には念を入れてチェックして下さい!
え~それでは、本日の調査終了です。
皆様お疲れ様でした。
専有面積の広いマンションでもあったので調査、指摘まで3時間以上の時間が経っていました。
でも私には"あっという間"という感じ。
何回か内覧会の現場に同行している私でも(同行しても調査はせず建築士さんについて回っているだけの私でも)いざ内覧会を始めます!となると舞い上がり気味になります。
行く度に、
「あぁ、こんなところにも施工ミスがあるのかぁ。」
「こんなところを建築士さんは見てるのか、なるほどなぁ。」
と新しい発見があり、とても勉強になります。
舞い上がらずに冷静になれるのはいつの日かとも思いますが、今後も現場にはお邪魔したいと思っています。
横道にそれ気味のレポートでしたが最後までお読みいただいた皆様、ありがとうございました。
次はどの現場のレポートができるのでしょうか?
新しい靴下を持った私は又、どこかに出没するでしょう。そのときはどうぞよろしくお願い致します。
』』(^_^)
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