大阪府の新築一戸建ての着工から完成までの建築士による住宅検査の現場レポートです
住宅あんしん工程検査の現場レポート :大阪府 Part3-2
こんにちは、アネストのスタッフです。『住宅あんしん工程検査(現場:大阪府)』の同行レポートの続編です!
前回は建物の外回りの調査についてレポートしましたが、今回は、内部の調査に移ります。
では、早速、内部に入ります。
木のいい匂い。
これから施工する色々な材料があちこちに。
色々な大きさの釘の束。
何だか見たこともない道具。
正に"家を作っている"という状態にワクワク。
又、余談になりそうなので、状況はここまでにしまして...。
まず、床に注目。
床仕上げのフローリングも完了しているようでした。ただ、ベニヤで大部分を覆っていてそのベニヤをテープで留めてあり、ほとんどの部分が見えなかったのです。
でもこれが、いいらしいです。
『フローリングにキズがつかないように、きっちりベニヤで養生してるからあんしんですね』
と建築士さん。
なるほど、こういう手間もかけてるんですね。地味なだけど必要なことですね。
ユニットバスが搬入されていました。ユニットバスを外側から見る機会なんてそうあるもんじゃないでしょ。
『こんな風になってるんですか、へー。』
『外側からなんてめったに見れるもんじゃないですよね。』
と、奥様と、わいわい言いながら...。
そのユニットバスの給水・排水管のジョイントや、外部のサッシの取り付けもチェック項目なんですが、
ボルトがむき出しの部分があり、お客様が
『この部分はこれで完成なんですか?』
『そうなんです、ユニットバスはこの状態の留め方で完成です。この状態できっちり留まっていますから安心して下さい。』
と建築士さん。
これが、施工側の方だけだと
"ほんとうにそうなのかなぁ"
と少なからず疑ってしまうところですが、第三者の立場からのアドバイスなので、安心されるわけです。
キッチンの給水配管・給湯配管のチェック。
『しっかりと床フローリングに締結されていますね。』
『ちなみに、給水は右・給湯は左なんですよ。これは決まりですから、どこの家もそうなっていますよ。』
又、いいことを聞きました。
(おっと、又、ここから山瀬お得意の余談でしょうか。)
DIYの番組のミニコーナーで、水の勢いの調整の仕方を紹介していて、
"勢いがありすぎるなら、給水・給湯のバルブを少し閉めてみるといい"(反対の場合はゆるめるといい)
というのをやっていて、ちょうど洗面台の水の勢いが強すぎて困っていた私は、バルブを軽く閉めてみたんですよ。適当に。すると最熱のところまで蛇口の調整をしても、ぬるま湯しかでなくなったのです。「しまった!」とその後、何回か調整してみたのですが結局、
『もうわからない(>_<)、どっちがお湯の栓???』
となり、そのまま放置していたのですが、これで解決です。早速、家に帰って左のバルブを緩めてみます。
現場の状況に戻ります...。
各部屋の電気配線、コンセント位置の確認もされていました。家ができて、さぁ、掃除機でもかけましょうとなった時、
"コンセントが図面ではここにあるはずなのに、ない!?どっから線を引っ張ってきたらいいの??"
なんてことももちろん防げるわけです。実際私の友達の家は、コンセントが違う位置につけられたり、なかったりと不良な施工をされてしまっていて、結構不便な思いをしているのです。たかがコンセントだと侮るなかれ。生活をする中で結構大事なポイントではないでしょうか。
各箇所を回りながら、お客様と図面を見ながら確認をしていきます。各部屋、キッチン、浴室、洗面所、トイレ等...。
すると、リビングの天井のダウンライトなどの配線取り出しが、一部未施工なところがありました。
『再度、この部分は次回以降に確認しますね、よろしくお願いします。』
と、監督さんに建築士さんが言うと、
『はい、承知致しました』
と、本当に丁寧な応対です。
今回の調査箇所はすべて見終わった後に、お宅の前で少々雑談をしていたのですが、その際に奥様が
『樋(とい)って傾斜があるんですよね。』
と玄関上部につけられた樋を指さされ、
『この間、主人と二人で見にきた時に、あれって、微妙に歪んでるんじゃないかって話になったんですよ。でも、よくよく考えたら、傾斜していないと水がたまるわけですもんね。』
以前調査に同行した際に、そのことを建築士さんから教えてもらって、初めて知った私は
『そうなんですよ、と偉そうに言いつつ、私は建築士さんに教えてもらって最近知りました。』
『あはははは』
『どんなことでも聞いて下さいね、現時点で他に疑問点はありませんか?』と建築士さん。
『又、考えておきます(^_^)』と奥様。
やはりいい雰囲気で本日の調査は終了です。
毎回、調査内容の確認の意味で、写真つきの報告書を作成しますが、これってお家の『成長アルバム』ですね。
こんなアルバムはなかなか作れないでしょうね。
完成までもうしばらくですが、思い入れの深い、思い通りの、いいお家になることでしょう。
"もしかしたら、うちって欠陥住宅!?"
なんて心配とは無縁ですもんね。
完成まで、このまましっかり検査をお願いしますね、建築士さん。完成したら私も、もう一度見てみたいな~。
以上、アネストスタッフの山瀬が
【住宅あんしん工程検査】
の模様をお伝えいたしました(*^_^*)
今回快く私の同行を承諾していただきましたお客様ありがとうございました。
又、このレポートを最後まで読んでいただきました皆様ありがとうございました。
追伸…家に帰って温かいお湯を出すため、左のバルブを緩めることも忘れてはいません。左でしたよね、確か。ん?右?もう一度、自分でこのレポートを読む必要ありですね。
大阪府の着工から完成まで建築士が検査するサービスはこちら
前回は建物の外回りの調査についてレポートしましたが、今回は、内部の調査に移ります。
では、早速、内部に入ります。
木のいい匂い。
これから施工する色々な材料があちこちに。
色々な大きさの釘の束。
何だか見たこともない道具。
正に"家を作っている"という状態にワクワク。
又、余談になりそうなので、状況はここまでにしまして...。
まず、床に注目。
床仕上げのフローリングも完了しているようでした。ただ、ベニヤで大部分を覆っていてそのベニヤをテープで留めてあり、ほとんどの部分が見えなかったのです。
でもこれが、いいらしいです。
『フローリングにキズがつかないように、きっちりベニヤで養生してるからあんしんですね』
と建築士さん。
なるほど、こういう手間もかけてるんですね。地味なだけど必要なことですね。
ユニットバスが搬入されていました。ユニットバスを外側から見る機会なんてそうあるもんじゃないでしょ。
『こんな風になってるんですか、へー。』
『外側からなんてめったに見れるもんじゃないですよね。』
と、奥様と、わいわい言いながら...。
そのユニットバスの給水・排水管のジョイントや、外部のサッシの取り付けもチェック項目なんですが、
ボルトがむき出しの部分があり、お客様が
『この部分はこれで完成なんですか?』
『そうなんです、ユニットバスはこの状態の留め方で完成です。この状態できっちり留まっていますから安心して下さい。』
と建築士さん。
これが、施工側の方だけだと
"ほんとうにそうなのかなぁ"
と少なからず疑ってしまうところですが、第三者の立場からのアドバイスなので、安心されるわけです。
キッチンの給水配管・給湯配管のチェック。
『しっかりと床フローリングに締結されていますね。』
『ちなみに、給水は右・給湯は左なんですよ。これは決まりですから、どこの家もそうなっていますよ。』
又、いいことを聞きました。
(おっと、又、ここから山瀬お得意の余談でしょうか。)
DIYの番組のミニコーナーで、水の勢いの調整の仕方を紹介していて、
"勢いがありすぎるなら、給水・給湯のバルブを少し閉めてみるといい"(反対の場合はゆるめるといい)
というのをやっていて、ちょうど洗面台の水の勢いが強すぎて困っていた私は、バルブを軽く閉めてみたんですよ。適当に。すると最熱のところまで蛇口の調整をしても、ぬるま湯しかでなくなったのです。「しまった!」とその後、何回か調整してみたのですが結局、
『もうわからない(>_<)、どっちがお湯の栓???』
となり、そのまま放置していたのですが、これで解決です。早速、家に帰って左のバルブを緩めてみます。
現場の状況に戻ります...。
各部屋の電気配線、コンセント位置の確認もされていました。家ができて、さぁ、掃除機でもかけましょうとなった時、
"コンセントが図面ではここにあるはずなのに、ない!?どっから線を引っ張ってきたらいいの??"
なんてことももちろん防げるわけです。実際私の友達の家は、コンセントが違う位置につけられたり、なかったりと不良な施工をされてしまっていて、結構不便な思いをしているのです。たかがコンセントだと侮るなかれ。生活をする中で結構大事なポイントではないでしょうか。
各箇所を回りながら、お客様と図面を見ながら確認をしていきます。各部屋、キッチン、浴室、洗面所、トイレ等...。
すると、リビングの天井のダウンライトなどの配線取り出しが、一部未施工なところがありました。
『再度、この部分は次回以降に確認しますね、よろしくお願いします。』
と、監督さんに建築士さんが言うと、
『はい、承知致しました』
と、本当に丁寧な応対です。
今回の調査箇所はすべて見終わった後に、お宅の前で少々雑談をしていたのですが、その際に奥様が
『樋(とい)って傾斜があるんですよね。』
と玄関上部につけられた樋を指さされ、
『この間、主人と二人で見にきた時に、あれって、微妙に歪んでるんじゃないかって話になったんですよ。でも、よくよく考えたら、傾斜していないと水がたまるわけですもんね。』
以前調査に同行した際に、そのことを建築士さんから教えてもらって、初めて知った私は
『そうなんですよ、と偉そうに言いつつ、私は建築士さんに教えてもらって最近知りました。』
『あはははは』
『どんなことでも聞いて下さいね、現時点で他に疑問点はありませんか?』と建築士さん。
『又、考えておきます(^_^)』と奥様。
やはりいい雰囲気で本日の調査は終了です。
毎回、調査内容の確認の意味で、写真つきの報告書を作成しますが、これってお家の『成長アルバム』ですね。
こんなアルバムはなかなか作れないでしょうね。
完成までもうしばらくですが、思い入れの深い、思い通りの、いいお家になることでしょう。
"もしかしたら、うちって欠陥住宅!?"
なんて心配とは無縁ですもんね。
完成まで、このまましっかり検査をお願いしますね、建築士さん。完成したら私も、もう一度見てみたいな~。
以上、アネストスタッフの山瀬が
【住宅あんしん工程検査】
の模様をお伝えいたしました(*^_^*)
今回快く私の同行を承諾していただきましたお客様ありがとうございました。
又、このレポートを最後まで読んでいただきました皆様ありがとうございました。
追伸…家に帰って温かいお湯を出すため、左のバルブを緩めることも忘れてはいません。左でしたよね、確か。ん?右?もう一度、自分でこのレポートを読む必要ありですね。
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