住宅あんしん工程検査(住宅検査)の現場レポート

大阪府羽曳野市の新築一戸建ての着工から完成までの建築士による住宅検査の現場レポートです

住宅あんしん工程検査の現場レポート :大阪府羽曳野市 Part4-1

アネストのスタッフです。 「住宅あんしん工程検査」の現場に行って参りましたので、その模様をレポートします。今回は、標準コース(全10回)の第1回目の検査です。
私は、この建築検査に立会いできるのを楽しみにしていました。

だって、建築中の現場に入ることができるなんてことは、普通はありえませんからね!(^・^)!

担当の建築士さんは『超』がたくさんつく程のベテランの建築士さんですよ。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。(お客様は用事があり、同席されませんでした)



↑写真の左側が建築士さん、右側の後姿の方は、現場監督さんです。



↑↓まだ、現場はこのような状態です。   前日は雨だったので、入り口付近の地面は多少ぬかるんでいました。



え~、第1回目の今日は、何の建物検査かといいますと

◆◇杭工事・基礎遣り方◇◆

だそうです。地盤改良工事などの検査です。

建築士さんは「基礎伏図」(きそふせず)という図面を見ながらチェックされていました。

まず、杭の検査について書きますね。

杭は、全部で42本もあるそうです。

この杭が、基礎伏図の通りの場所に打たれているかを、確認するそうです。

ということですが、その杭って、一体どこに?

キョロ、キョロ  (・・?)   (?・・)

私「建築士さん、杭ってどこにあるんですか?」

建築士さん「あれですよ」

あ!ありました!


(↑写真の中央に、ポコッと、頭が見えています。たけのこのようです)

杭は、筒状のものでしたが、土が入らないようにガムテープがはってありましたよ。

よく見ると、ポコッポコッと、あちこちにあります。



足場は決して良くないのに、ひょいひょいとあちこち動き回り、なんとも身軽な大和さん。 ちょっと待って下さ~い。



建築士さん「杭の配置、本数などをチェックしましたが、設計図どおりで、問題はありませんでした」

とのことです。

と、これだけでは終わりませんよ。

↓何やら測っているようです。ちょっと聞いてみますね。



私「建築士さん、何を測っているんですか?」

建築士さん「杭の深さと径ですよ」

基礎伏図を見せてもらった上で、実際にメジャーをあてて説明してくれました。

建築士さん「杭の径は、118ミリ、約12センチですね。杭の頭までの深さは、300ミリだから30センチですね」

(そういえば建築士さんって、ミリ単位で話をされるんですよ。私は慣れてないので、何ミリといわれるより、何センチと言ってもらった方がわかりやすいので、わざわざミリをセンチに直して教えてくれる建築士さんの心遣いに感謝です)

建築士さん「掘ったような低い位置までこの杭は打ち込まれていますけど、これで問題ないのですよ。この上に、地中梁がきますからね」

私は、この建物検査の様子を見て

≪これが住宅あんしん工程検査の醍醐味だ!!≫

と、思いました。

こんな地中に埋まった杭なんて、今じゃないと、見ることができないですもんね。

今日は、見学させてもらってよかったです\(^O^)/

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