内覧会立会い・同行(一戸建て)の現場レポート

神奈川県横浜市での一級建築士による一戸建ての内覧会立会い・同行の現場レポートです。

内覧会立会い(一戸建て)の現場レポート :神奈川県横浜市 Part3-2

アネストのスタッフです。前回に引き続き、一戸建て内覧会立会い・同行(現場:神奈川県横浜市)の現場レポートをお届けします。

今回は床下の調査からです。

とても大事なところです。


台所にあった床下収納庫をとりはずした状態でのチェックです。



懐中電灯を持ち、じっくり床下を覗きこむ山本さん。

この時、見ている私は結構ドキドキするんですよ。

他の現場でも経験済みなのですが、床下を覗き込む建築士さんが顔を上げて何かコメントをされるまで、"しーん"となり、待っている間、ドキドキ。

し~ん・・・・。

あっ、山本さんが顔を上げられましたよ。


山本「問題ないですね。」

私「そうなんですか(^o^)」

山本「床下の束の固定方法も問題ないです。」

山本「断熱材もきちんとされてますね。」

私「そうですか(^o^)」

大事なところはいい評価でした。よかったです。


和室の調査に移ります。

"和室の入り口の敷居にキズあり。"



マンションの内覧会のレポートを書いた時にも書きましたが、私の今住んでいる自宅マンションの敷居には、傷・ささくれが多いのです。

材質も何だかやわらかい感じで(具体的にいえば割りばしのよう)、これはおかしいと思ったので内覧会時に指摘したものの、

「こんなものですよ。」

とあっさり施工側の担当者に言われて、

「こんなものなのか...。」

と、素人の私はこれまたあっさりと引き下がった経験があります。(アネストに入社するずっと前のことです。)

だから、たかが敷居とは思えませんし、キズだってだめです。(今もそのささくれにささり、怪我をすることもあるという私の苦い経験による、強い思い入れですね。)

まだ、担当の施工会社の方はいらっしゃっていませんので、来られた際には山本さんが指摘しますから!!(←私がこんなに力を入れることでもないかな。苦笑)

その際の売主等の説明に誤りがないか、誤魔化さていないかも専門家ならわかりますから!!(←いつ力を抜いたらいいのか既にわからない。)


"和室南側サッシは 開閉時に音鳴りがする。"

開閉時にちょっと固い感じ、そしてキイキイと音がしました。



皆さんは、開閉する度に嫌な音がするのが普通と思ってはいませんか?多少はしかたがないかな?(この多少が判断に困るところですが)などとも思いがちですよね。

ゴミなどの為に音がする場合もあるようですが、このサッシについては山本さんが、

「これは調整の必要がありますね。」

との判断をされました。しかたがない範囲ではないってことです。かっこいい言葉(?)でいえば、許容範囲ではないってことです。

内覧会で見るところって、つい部屋の内部だけになりがちですが、このようにサッシにも不具合がある場合があります。

内覧会を控えた皆様、ご自身でなさる際には是非、窓も、網戸も、シャッターがあればシャッターも、開閉してみて下さいね。

そしてそれは一箇所だけでなく、すべての窓について試してみてください。



和室は畳を上げて、その下の状態も調査します。

山本「湿気もないですし、いい状態ですね。問題はないですよ。」

この状態ならへそくりも隠せますね。今時それはないですかね。でも中にはドキッとした人がいたりして。(笑)

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