中古マンション建物調査の現場レポート

一級建築士による中古マンションの建物調査の現場レポートの現場レポートです。

中古マンション購入サポートパックの現場レポート :京都府京都市 Part3-1

こんにちは。アネストのスタッフです。中古マンション建物調査管理チェックのご依頼を承り、京都へ行って参りました。

中古マンション建物調査とは、その名の通り、中古マンションの調査を行います。

 1、マンション全体(共用部分)
 2、専有部分(室内)
 3、性能面(竣工図書)

以上の3点を調査します。

オプションの管理チェックは、
マンションの管理状態や長期修繕計画の内容をチェックします。

担当して下さったのは、奈良市にお住まいの一級建築士の蔦村賢一郎さんです。

蔦村(一級建築士)

奈良からのご対応ありがとうございます!
そして宜しくお願い致します。

お客様との待ち合わせ時間よりも早く物件に着いた私と蔦村さん。
「とりあえず駐車場を探して車を置いてきます。」
との事で、私と荷物だけ置いてブロロロォ~と行ってしまわれました。

ポツンと残された私。
ご依頼頂いたマンションの前に立っていると、掃除をしているおじさんがいました。

「おはようございます。」
のあいさつで、ちょっと仲良くなりました。

この日は雲っていて少し肌寒かったのですが、
おじさんは「昼からは暖かくなるよ」と。

その後、晴れ間が見えてきて本当にいいお天気となりました。

おじさんは、マンションの前のゴミを拾ったり、窓を拭いたり、モップをかけたり、
マンションから出てくる住居人の方にあいさつをしたり・・・
とても感じの良いおじさんでした。

すぐ後に、このおじさんが管理人さんなのだと知らされました。

さて、蔦村さんが戻ってきまして、
マンション周りの写真を撮ったり、駐車場や駐輪場をチェックしていますと、
お客様と仲介業者さんが揃われましたので、あいさつを済ませ、さっそく中へ。

調査開始です!

先ほどのおじさん・・・いや、管理人さんに竣工図書をお借りします。
管理人さんはお昼に帰ってしまうというので、お昼までには返却しなければいけません。

今回は、オプションの「管理チェック」もご依頼頂いていますので、
長期修繕計画書等のチェックもさせて頂きますが・・・
長期修繕計画書がありません!

築13年のマンションですが、長期修繕計画書が無いというのです。

修繕費の積立はしているけど、計画書は無くて、これから作られるとの事。

むむむ・・・

マンションの大規模修繕は、(マンションにもよるので一概には言えませんが)
だいたい10年毎に計画され、
それから工事するまでに5年近くかかったりするのが一般的だそうです。

このマンションは、昨年にマンション全体の建物調査をされたようですが・・・
居住されている方、また今回のお客様のためにも早期に計画書を作っていただけることを願います。

また、この日に管理規約や議事録はありませんでしたが、
当日中にFAXにてお送り頂けるとの事でした。

マンションというのは、物件の購入費以外にも、
管理費や修繕積立、駐車代や駐輪代等、毎月支払うお金も必要になってくるので、
このあたりの計画も大切ですね。

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