第三者の一級建築士による新築マンションの図面チェック、モデルルーム同行の現場レポートです。
マンションの通信簿の現場レポート :大阪府 Part2-1
アネストのスタッフです。マンションの通信簿の現場に同行して参りました!
専門家が何を見てどう感じているかをこのレポートでわかっていただけると思います。
皆様のマンション購入の参考にしてください。
いつもはオフィスでお客様からのお問い合わせや、ご依頼の応対をしておる私ですが、調査の現場にお邪魔して勉強させていただくこともあります。
ということで、今回はマンションの通信簿Bコースの現場に同行です。
マンションの通信簿は、ご契約前の購入判断にお役立ていただくもので、住宅に関してのプロである建築士が、マンションに『通信簿』をつけるというものです。
『マンションの通信簿』には3つのコースがあります。
【Aコース】 パンフレットのチェックを行うサービス(現地調査は行いません)
【Bコース】 建築士がモデルルームに同行し、設計図書をチェックするサービス
【Cコース】 モデルルームで設計図書をチェック+建設現場に同行するサービス
ここでは簡単に上記のように書きましたが、もっと詳しく内容をお知りになりたい方はこちらをどうぞ。
↓
マンションの通信簿
今回の担当の建築士さんは、明朗快活、とても真摯な建築士さんなのです。日々、切磋琢磨!とおっしゃって、勉強熱心な建築士さんです。それでは、レポートを始めます。どうぞよろしくお願い致します(^.^)
物件は、免震構造のタワーマンション。既に完成済み。もうこのマンションにお住まいの方も多くいらっしゃるようでした。
新築マンションの場合、青田売りがほとんどですので、モデルルームに設計図書を見に行くことが多いのですが、今回は、完成物件。すでに当初のモデルルームはなく、設計図書を見るのに、マンションの集会室を使わせてもらうことになりました。
お客様は、奥様(残念ながらご主人はお仕事で同席できまないそうです)、奥様のお母さん、そしてかわいい10ヶ月の赤ちゃん!この子がかわいかった!人見知りなど全くしなくて、私にも、「抱っこ!」とばかりに手を伸ばしてくれる、愛想のいいかわいいかわいい男の子でした。
(奥様は、この子は人見知りをする時もあるとおっしゃてましたが、今日はぐずられたら困るので、昼寝もばっちり、お腹も満腹、準備万端にしてきたんだとのこと。私になついてくれたのもそのおかげ!?)
設計図書を拝見する前に...
【免震のマンションとは】
という話を建築士さんがお客様にされたのでちょっとご紹介します。
『わかりやすくいえば、地下ピットに、地震時の揺れを低減させる為の装置を設置しているんですよ。振動が伝わることを"免"れさせようというものするものです。免震と耐震は違うので混同されないようにしてくださいね』
免震とは、揺れないための技術で、耐震とは倒れない(壊れない)ための技術なんですね。
ここで、その免震システムのメンテナンス及び費用の話へ...。
『免震構造のメンテナンスには相当な費用がかかるといわれています。』
『そうなんですか???』
『免震装置にはゴム製の部分もありますから、やはり、メンテナンスは必要不可欠なんですよ。だから、一般の分譲マンションに比べると、その分の長期修繕計画などのメンテナンス費用が多く必要になってきます。』
『その資金は、将来、積立金の中から、もしくは一時金という形で、マンション住民が払わないといけないことになるということも頭に入れておかなければいけませんよ』
『そうなんですか。そうですよねぇ。そうかぁ』と奥様。
お客様の描いている図は、しばらくこのマンションに住んで、そのうちに一戸建てを建て、その間はこのマンションを賃貸にでもして、将来は息子さんに(私になついてくれたかわいい僕)渡せたらいいなと考えているとのこと。
そういうお考えなら、長期保有することになるので、将来のマンションの修繕費用もかなり重要になってきますもんね。何年かしたら売ってしまうというなら又、話は変わりますけどね。
買う時に修繕の費用を考えるのも大事なことなんですねぇ。勉強になります、ほんと。
今回のレポートは、調査前の様子だけで終わってしまいました。(^^ゞ
次回は、いよいよメインの設計図書をチェックする様子をお届けします。
近畿の新築マンションの購入前のモデルルーム同行はこちら
専門家が何を見てどう感じているかをこのレポートでわかっていただけると思います。
皆様のマンション購入の参考にしてください。
いつもはオフィスでお客様からのお問い合わせや、ご依頼の応対をしておる私ですが、調査の現場にお邪魔して勉強させていただくこともあります。
ということで、今回はマンションの通信簿Bコースの現場に同行です。
マンションの通信簿は、ご契約前の購入判断にお役立ていただくもので、住宅に関してのプロである建築士が、マンションに『通信簿』をつけるというものです。
『マンションの通信簿』には3つのコースがあります。
【Aコース】 パンフレットのチェックを行うサービス(現地調査は行いません)
【Bコース】 建築士がモデルルームに同行し、設計図書をチェックするサービス
【Cコース】 モデルルームで設計図書をチェック+建設現場に同行するサービス
ここでは簡単に上記のように書きましたが、もっと詳しく内容をお知りになりたい方はこちらをどうぞ。
↓
マンションの通信簿
今回の担当の建築士さんは、明朗快活、とても真摯な建築士さんなのです。日々、切磋琢磨!とおっしゃって、勉強熱心な建築士さんです。それでは、レポートを始めます。どうぞよろしくお願い致します(^.^)
物件は、免震構造のタワーマンション。既に完成済み。もうこのマンションにお住まいの方も多くいらっしゃるようでした。
新築マンションの場合、青田売りがほとんどですので、モデルルームに設計図書を見に行くことが多いのですが、今回は、完成物件。すでに当初のモデルルームはなく、設計図書を見るのに、マンションの集会室を使わせてもらうことになりました。
お客様は、奥様(残念ながらご主人はお仕事で同席できまないそうです)、奥様のお母さん、そしてかわいい10ヶ月の赤ちゃん!この子がかわいかった!人見知りなど全くしなくて、私にも、「抱っこ!」とばかりに手を伸ばしてくれる、愛想のいいかわいいかわいい男の子でした。
(奥様は、この子は人見知りをする時もあるとおっしゃてましたが、今日はぐずられたら困るので、昼寝もばっちり、お腹も満腹、準備万端にしてきたんだとのこと。私になついてくれたのもそのおかげ!?)
設計図書を拝見する前に...
【免震のマンションとは】
という話を建築士さんがお客様にされたのでちょっとご紹介します。
『わかりやすくいえば、地下ピットに、地震時の揺れを低減させる為の装置を設置しているんですよ。振動が伝わることを"免"れさせようというものするものです。免震と耐震は違うので混同されないようにしてくださいね』
免震とは、揺れないための技術で、耐震とは倒れない(壊れない)ための技術なんですね。
ここで、その免震システムのメンテナンス及び費用の話へ...。
『免震構造のメンテナンスには相当な費用がかかるといわれています。』
『そうなんですか???』
『免震装置にはゴム製の部分もありますから、やはり、メンテナンスは必要不可欠なんですよ。だから、一般の分譲マンションに比べると、その分の長期修繕計画などのメンテナンス費用が多く必要になってきます。』
『その資金は、将来、積立金の中から、もしくは一時金という形で、マンション住民が払わないといけないことになるということも頭に入れておかなければいけませんよ』
『そうなんですか。そうですよねぇ。そうかぁ』と奥様。
お客様の描いている図は、しばらくこのマンションに住んで、そのうちに一戸建てを建て、その間はこのマンションを賃貸にでもして、将来は息子さんに(私になついてくれたかわいい僕)渡せたらいいなと考えているとのこと。
そういうお考えなら、長期保有することになるので、将来のマンションの修繕費用もかなり重要になってきますもんね。何年かしたら売ってしまうというなら又、話は変わりますけどね。
買う時に修繕の費用を考えるのも大事なことなんですねぇ。勉強になります、ほんと。
今回のレポートは、調査前の様子だけで終わってしまいました。(^^ゞ
次回は、いよいよメインの設計図書をチェックする様子をお届けします。
近畿の新築マンションの購入前のモデルルーム同行はこちら