一級建築士による内覧会立会い・同行(マンション)の現場レポートです。
内覧会立会い・同行の現場レポート :大阪府大阪市 Part9-1
アネストのスタッフです。内覧会立会い・同行(マンション)(現場:大阪府大阪市)の現場に同行して参りました。只今から、その模様をレポートします。どうぞご覧下さい!
季節は秋。
紅葉も色づき始めるこの時期、暑くもなし、寒くもなし。
行楽日和でもありますが、内覧会にも絶好の季節ですね!
(なぜならば、内覧会時にはまだ冷暖房設備が整っていないからです)
今回の担当者は1級建築士の清水さんです。
待ち合わせの時間の少し前に最寄り駅に到着していましたので
『ふらりと行く旅が好き』という清水さんに
「京都の紅葉は綺麗でしょうねぇ、今頃がいいんですか?」
と聞くと、(私は大阪に住んでいるのに、秋の京都には行ったことがありません(^ ^;)ゞ)
「山の紅葉が徐々に裾野に下りてくるから11月の下旬まで楽しめますよ~。でも今年は紅葉が遅れてるから、もっと遅くまで見れるんじゃないかな~」
などと、内覧会の季節+秋の季節にふさわしい会話をしつつ...
お客様とも駅で待ち合わせをしていましたので、ご挨拶の後、早速マンションへGO!
現地のマンションに到着です。
まず最初は、エントランスに設けられた「内覧会受付」で受付をしました。
私は何回かマンションの内覧会にお邪魔していますが、ここで"今回初"という案内を受けました。
それは
「売主側・施工側は、部屋には誰も一緒には上がらない」
とのことなのです。(※内覧会の段取りなどは各マンションごとに異なります)
受付で、
「お部屋を一通り見てもらって、何かあったらこの用紙に記入して下さい。場所には、このテープを貼ってください。終わりましたら横の施工担当受付に提出してください」
と案内され
『指摘箇所を記入して下さい というチェックシート1枚』
『指摘箇所に貼って下さい という赤いテープ1本』
を渡されました。vv そのチェックシートは、左に該当の部屋の間取図があり、右に指摘箇所を書くようになっていました。
具体的な書き方はというと、
間取図に 『指摘部分に印をつけ、番号をふる』
そして右側にはその番号について具体的に
『どの部屋の』『どこの』『何が』『どうなっているのか』
を記入するのです。
↓これは、内覧会の最後の模様ですが...↓
-----------------------------------------------------------
調査し終わって、数々の指摘箇所をこの用紙に記入していた時のことです。
指摘した一箇所ずつを確認しながら、清水さんはスラスラとチェック用紙に書き込んでいましたが、その時の私とお客様はというと、
「この記入は素人には難しいですよね」
「ここ!っていうのがわかってても、いざ書くときにはどう表現したらいいかわからないですもんねぇ」
「なるほど~、ここはそういう風に書くんですか」
などと、場所の確認をしながら、簡単そうでむずかしい書き方についての話をしていました。(書くのって、なかなかむずかしいのですよ...)
指摘箇所を的確に書くのは重要ですよね。
特に今回は、この記入した内容を見てもらって、理解してもらった上で補修をしてもらわないといけないわけですから。
例えばこの指摘箇所。
斜め上から居室の壁の下部分を撮ったものですが、板と壁との間に隙間があるのがわかりますか?
(写真ではわかりにくいと思いますが、赤いテープの範囲だけ隙間があいていました)
この板は「巾木(はばき)」ですが、これを文章にするにはこの巾木という言葉自体がスッとでてこないと書きにくいと思いませんか?
地図をぐるぐる回しながら見るタイプの私には(要するに地図が読めないのですが)、間取図に指摘箇所ののしるしをつける段階で
「あれ?ここはどこにしるしをつけたらいいのかなぁ?ぐるぐる・・・」
となるに違いないです。
この用紙に指摘事項を書くだけでも、結構時間がかかりそうですよね。
今回のお客様は事前に内覧会の時間について、このように案内をうけられていました。
「内覧時間は1時間」
この短い時間制限については、私は今回が初めて聞いた案内ではないので、
「またそんな無理なことを案内するなんて・・・、無茶言ったらだめですよ (ーー;)!」
と、思うのですが、初めての内覧会で案内をもらった人は、その時間内にしてしまわないといけないと思いますよねぇ。
※「1時間で内覧会をとの案内を受けていますが大丈夫ですか?」
というご質問を、今回のお客様からいただきましたが、プロが調査しても1時間などでは終わりません。
売主側に何か言われることがあれば清水さんが言ってくれるとのことです。どうぞご安心を。
----------------------------------------------------
と、先に、最後の様子をお伝えしましたが、
『受付の後、お部屋に入りました』
というところからです。
まずリビングで、清水さんから調査の順番などの説明がありました。
一緒に順番に部屋を1つずつ回りましょうとのことです。
「では、まずこのリビングから、始めます」
「私は主には、床や壁の傾き、建具関係、水廻り関係などの調査をしますので、お客様には細かなキズや汚れなどを見ていただきますね」
「もちろん私が気が付いたものがあれば、細かいキズや汚れでも、お客様が気になるものであるかという確認はしますから」
とのことです。
さて、これは壁の傾きを調べているところです。
コンクリートの壁と、石膏ボードなどの壁がありますが、コンクリートの方が垂直を作りにくいとのお話しでしたよ。
このお部屋は、コンクリートの壁も、その他の壁もすべて合格とのことです。
近畿の内覧会立会い・同行(マンション)はこちら
季節は秋。
紅葉も色づき始めるこの時期、暑くもなし、寒くもなし。
行楽日和でもありますが、内覧会にも絶好の季節ですね!
(なぜならば、内覧会時にはまだ冷暖房設備が整っていないからです)
今回の担当者は1級建築士の清水さんです。
待ち合わせの時間の少し前に最寄り駅に到着していましたので
『ふらりと行く旅が好き』という清水さんに
「京都の紅葉は綺麗でしょうねぇ、今頃がいいんですか?」
と聞くと、(私は大阪に住んでいるのに、秋の京都には行ったことがありません(^ ^;)ゞ)
「山の紅葉が徐々に裾野に下りてくるから11月の下旬まで楽しめますよ~。でも今年は紅葉が遅れてるから、もっと遅くまで見れるんじゃないかな~」
などと、内覧会の季節+秋の季節にふさわしい会話をしつつ...
お客様とも駅で待ち合わせをしていましたので、ご挨拶の後、早速マンションへGO!
現地のマンションに到着です。
まず最初は、エントランスに設けられた「内覧会受付」で受付をしました。
私は何回かマンションの内覧会にお邪魔していますが、ここで"今回初"という案内を受けました。
それは
「売主側・施工側は、部屋には誰も一緒には上がらない」
とのことなのです。(※内覧会の段取りなどは各マンションごとに異なります)
受付で、
「お部屋を一通り見てもらって、何かあったらこの用紙に記入して下さい。場所には、このテープを貼ってください。終わりましたら横の施工担当受付に提出してください」
と案内され
『指摘箇所を記入して下さい というチェックシート1枚』
『指摘箇所に貼って下さい という赤いテープ1本』
を渡されました。vv そのチェックシートは、左に該当の部屋の間取図があり、右に指摘箇所を書くようになっていました。
具体的な書き方はというと、
間取図に 『指摘部分に印をつけ、番号をふる』
そして右側にはその番号について具体的に
『どの部屋の』『どこの』『何が』『どうなっているのか』
を記入するのです。
↓これは、内覧会の最後の模様ですが...↓
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調査し終わって、数々の指摘箇所をこの用紙に記入していた時のことです。
指摘した一箇所ずつを確認しながら、清水さんはスラスラとチェック用紙に書き込んでいましたが、その時の私とお客様はというと、
「この記入は素人には難しいですよね」
「ここ!っていうのがわかってても、いざ書くときにはどう表現したらいいかわからないですもんねぇ」
「なるほど~、ここはそういう風に書くんですか」
などと、場所の確認をしながら、簡単そうでむずかしい書き方についての話をしていました。(書くのって、なかなかむずかしいのですよ...)
指摘箇所を的確に書くのは重要ですよね。
特に今回は、この記入した内容を見てもらって、理解してもらった上で補修をしてもらわないといけないわけですから。
例えばこの指摘箇所。
斜め上から居室の壁の下部分を撮ったものですが、板と壁との間に隙間があるのがわかりますか?
(写真ではわかりにくいと思いますが、赤いテープの範囲だけ隙間があいていました)
この板は「巾木(はばき)」ですが、これを文章にするにはこの巾木という言葉自体がスッとでてこないと書きにくいと思いませんか?
地図をぐるぐる回しながら見るタイプの私には(要するに地図が読めないのですが)、間取図に指摘箇所ののしるしをつける段階で
「あれ?ここはどこにしるしをつけたらいいのかなぁ?ぐるぐる・・・」
となるに違いないです。
この用紙に指摘事項を書くだけでも、結構時間がかかりそうですよね。
今回のお客様は事前に内覧会の時間について、このように案内をうけられていました。
「内覧時間は1時間」
この短い時間制限については、私は今回が初めて聞いた案内ではないので、
「またそんな無理なことを案内するなんて・・・、無茶言ったらだめですよ (ーー;)!」
と、思うのですが、初めての内覧会で案内をもらった人は、その時間内にしてしまわないといけないと思いますよねぇ。
※「1時間で内覧会をとの案内を受けていますが大丈夫ですか?」
というご質問を、今回のお客様からいただきましたが、プロが調査しても1時間などでは終わりません。
売主側に何か言われることがあれば清水さんが言ってくれるとのことです。どうぞご安心を。
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と、先に、最後の様子をお伝えしましたが、
『受付の後、お部屋に入りました』
というところからです。
まずリビングで、清水さんから調査の順番などの説明がありました。
一緒に順番に部屋を1つずつ回りましょうとのことです。
「では、まずこのリビングから、始めます」
「私は主には、床や壁の傾き、建具関係、水廻り関係などの調査をしますので、お客様には細かなキズや汚れなどを見ていただきますね」
「もちろん私が気が付いたものがあれば、細かいキズや汚れでも、お客様が気になるものであるかという確認はしますから」
とのことです。
さて、これは壁の傾きを調べているところです。
コンクリートの壁と、石膏ボードなどの壁がありますが、コンクリートの方が垂直を作りにくいとのお話しでしたよ。
このお部屋は、コンクリートの壁も、その他の壁もすべて合格とのことです。
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