一級建築士による中古住宅の住宅診断(ホームインスペクション)の現場レポートです。
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)の現場レポート :兵庫県神戸市 Part7-1
こんにちは。アネストスタッフの高原です。
今回は、兵庫県神戸市での住宅診断にお邪魔させて頂きました。
ご依頼頂いたサービスは、「中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)」です。
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)は、ご契約前のお客様に
ご購入の判断にお役立て頂く為のサービスとなっております。
担当して下さったのは、一級建築士の田中義之さんです。
宜しくお願いします。
先に田中さんと待ち合わせをして、車で現地に向かいます。
担当の田中さんも、神戸市にお住まいなので交通事情に詳しく、
「この辺は渋滞するんですよ~」と。
確かに、交通量が多かったです。
待ち合わせ時間よりも早めに到着した私たちは、
物件を見上げます。
そう。
見上げるのです。
もともと傾斜地の上に建てられており、
さらに階段で上ったところに玄関があります。
周りを見てみると、
似たような住宅がたくさんあります。
バルコニーの形や、屋根の形状など。
「きっとこの近辺の住宅は、同じ業者が建てられたのでしょうね」
などと会話をしていると、
お客様と仲介業者さんがいらっしゃいました。
ご挨拶をして、早速調査開始です。
今回の物件は、玄関への階段を上がる前に駐車場があります。
玄関の下に駐車場があるわけですが・・・
「柱をつぶしたら車を2台置けるかなぁ~」とお客様。
柱を取ることは可能ですが、階段もあり、擁壁にもよるとの事。
基礎が浅いと危険なので、掘って調べる必要があるとの事でした。
・境界について
今回の物件は境界がはっきりとしていませんでした。
契約前に、杭を打ってもらう等してポイントを確認していた方が良いとのアドバイス。
物件付近の崖も、どうやら境界の内側に入っていそうです。
水が浸透して崩れないように、モルタルをふきつけているだけの崖です。
モルタルの下は土のまま。
強度はさほどありませんので、用心された方が良さそうです。
・バルコニー
玄関横にあるバルコニーの上に造られたプレハブの離れですが、
光が入りにくくなるので、不要ならつぶしてしまわれた方が良いとの事でした。
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