一級建築士による中古住宅の住宅診断(ホームインスペクション)の現場レポートです。
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)の現場レポート :京都府京田辺市 Part5-2
アネストのスタッフの高原です。
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)、床下・屋根裏の詳細調査、耐震診断のレポートの続編です。
建物調査は続きます。続いて和室へ。
この部屋には、地震によるダメージはそんなに無いようです。
しかし、雨漏りの跡を発見!
確かにシミが出来ていますね~。
この部分の上(2階)はベランダになっています。
そこから雨が漏れていた可能性が考えられます。
この後2階へ行ったときに要確認です。
次は畳をめくってみましょう。 畳を簡単にめくると言っても、
指や爪でかんたんにめくれるものではないですね。
蔦村さんは鋭利な道具を取り出し、なるべく傷つけないよう、
そして目立たないような位置を慎重に選び針をグサッ。
慣れた手つきで畳をめくりました。
めくった畳の裏には、しっかりと防虫シートが貼られていました。
湿っておらず、とても綺麗な状態です。
畳自体も質の良いものを使っているようです。
和室の顔でもある床柱には「しぼり丸太」と呼ばれる高級な柱が使われていました。
襖には隙間など無く、「ちゃんとした作りだ」と、この物件を建てた大工さんを褒めていました。
さて蔦村さん、ここで生着替えタイムです☆
床下に潜るということで、写真のようなウェアを装着されました。
衣服が汚れてはいけませんし、その汚れた衣服でおうちの中を汚してはいけませんものね。
参考までに、ホームセンターなどで300円程度との事です^^
台所の床下、洗面所の床下を開けて覗いてみます。
「ちょっと低いなぁ~」
そう。この物件は床下の高さが300㎜タイプで基礎が低いようです。
今は400㎜が主流だそうです。
低いということは、潜りにくい&移動しにくいわけですが・・・
頑張ってきて下さい、蔦村さん!
コロコロの付いた板(移動用)を使って、いざ出陣!
わぁ~、本当に低いですね~。
ここでも蔦村さんは大工さんを褒めていました。
「番線」と呼ばれる太い針金で、土台と基礎が浮き上がらないようにしっかりと結ばれていたのです。
今の時代、こんな細工をする大工さんは珍しいそうです。
その時代特有の作り方ですが、仕上げが丁寧との事で◎ですね。
基礎コンクリートにひび割れもなく、鉄筋の露出もなく、
床や大引き、根太の腐食などの問題もなかったようです。
シロアリの被害も無しです。
ただ、断熱材は、一ヶ所下に落ちている部分がありましたが、
リフォームするときがあればすぐに直せるとの事です。
また、和室の床下には断熱材がありませんでした。
床下には換気口があり、そちらもチェックしていきます。
角が弱いと問題らしいのですが、こちらは大丈夫でした。
蔦村さんは低い床下の中で、何枚も写真を撮っていらっしゃいます。
床下から出てきた後、撮ったものをその場でお客様に見せて説明されていました。
これなら直接床下を見ていないお客様も安心ですし、理解しやすいですね。
その場で確認が出来、質疑応答も可能です。
床下は少々カビ臭かったので換気は弱いかもしれないとの事でした。
京都府京田辺市の中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)はこちら
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)、床下・屋根裏の詳細調査、耐震診断のレポートの続編です。
建物調査は続きます。続いて和室へ。
この部屋には、地震によるダメージはそんなに無いようです。
しかし、雨漏りの跡を発見!
確かにシミが出来ていますね~。
この部分の上(2階)はベランダになっています。
そこから雨が漏れていた可能性が考えられます。
この後2階へ行ったときに要確認です。
次は畳をめくってみましょう。 畳を簡単にめくると言っても、
指や爪でかんたんにめくれるものではないですね。
蔦村さんは鋭利な道具を取り出し、なるべく傷つけないよう、
そして目立たないような位置を慎重に選び針をグサッ。
慣れた手つきで畳をめくりました。
めくった畳の裏には、しっかりと防虫シートが貼られていました。
湿っておらず、とても綺麗な状態です。
畳自体も質の良いものを使っているようです。
和室の顔でもある床柱には「しぼり丸太」と呼ばれる高級な柱が使われていました。
襖には隙間など無く、「ちゃんとした作りだ」と、この物件を建てた大工さんを褒めていました。
さて蔦村さん、ここで生着替えタイムです☆
床下に潜るということで、写真のようなウェアを装着されました。
衣服が汚れてはいけませんし、その汚れた衣服でおうちの中を汚してはいけませんものね。
参考までに、ホームセンターなどで300円程度との事です^^
台所の床下、洗面所の床下を開けて覗いてみます。
「ちょっと低いなぁ~」
そう。この物件は床下の高さが300㎜タイプで基礎が低いようです。
今は400㎜が主流だそうです。
低いということは、潜りにくい&移動しにくいわけですが・・・
頑張ってきて下さい、蔦村さん!
コロコロの付いた板(移動用)を使って、いざ出陣!
わぁ~、本当に低いですね~。
ここでも蔦村さんは大工さんを褒めていました。
「番線」と呼ばれる太い針金で、土台と基礎が浮き上がらないようにしっかりと結ばれていたのです。
今の時代、こんな細工をする大工さんは珍しいそうです。
その時代特有の作り方ですが、仕上げが丁寧との事で◎ですね。
基礎コンクリートにひび割れもなく、鉄筋の露出もなく、
床や大引き、根太の腐食などの問題もなかったようです。
シロアリの被害も無しです。
ただ、断熱材は、一ヶ所下に落ちている部分がありましたが、
リフォームするときがあればすぐに直せるとの事です。
また、和室の床下には断熱材がありませんでした。
床下には換気口があり、そちらもチェックしていきます。
角が弱いと問題らしいのですが、こちらは大丈夫でした。
蔦村さんは低い床下の中で、何枚も写真を撮っていらっしゃいます。
床下から出てきた後、撮ったものをその場でお客様に見せて説明されていました。
これなら直接床下を見ていないお客様も安心ですし、理解しやすいですね。
その場で確認が出来、質疑応答も可能です。
床下は少々カビ臭かったので換気は弱いかもしれないとの事でした。
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