新築一戸建て住宅診断(建売の診断)の現場レポート

新築一戸建て住宅診断(建売の診断)の現場レポートです。
「一戸建ての通信簿」は「新築一戸建て住宅診断」に名称変更しております。

一戸建ての通信簿の現場レポート : 大阪 Part1-4

前回の一戸建ての通信簿(住宅診断・大阪府)の現場レポートの続きですが、長いシリーズになってきました。まだ、終わりません。(笑)

今回のレポートもサラッと読んでみてください。


2階には、ロフトがある部屋があり、

「ロフトのある部屋は、部屋の照明のスイッチの位置を、確認しなければいけませんよ。」

と、大和さん。

ロフトに上がり、実際に照明のテスト。

「階段と同じで、部屋の下と、ロフトに上がった時の両方で、照明のスイッチのON・OFF操作ができなければ、不便ですからね。」

「ロフト部分に別照明がある場合も、下からの操作ができるかの確認をして下さいね。」

確かに部屋とロフトは、階段の1階、2階と同じですもんね。そう思うと、ロフトでも、照明のON・OFF操作ができなければ、不便極まりないことになりますね。

明るい昼間だと、照明については、見過ごしそうですが、ちゃんと点くのかと共に(照明器具がすでに設置されている住居の場合)、生活する上で不便なことがないように、設置箇所の確認もしなければいけませんね。


階段の話が出ましたので、階段の調査も、少し紹介致します。


おもむろにメジャーで、階段の段を計りだす大和さん。

一段の幅78cm、踏み面20cm、蹴上げ20.5cm と、メモされ、(踏み面は、階段で足が乗る平らな部分。蹴上げは、階段の垂直になった部分。)

「合格です。」

とのこと。


階段にも、建築基準法で、

『一段の幅は、75cm以上。踏み面は15㎝以上、蹴上げは23cm以下』との、決まりがあるそうです。

「ただ、踏み面は15cm以上でいいのですが、20cm前後だと上り易いんですよ。

足をのせる面が狭いのは、危ないですもんね。

「連続性のあるてすりも必要です。」

ここで、余談。

私の祖父の家は、築うん十年、階段の踏み面はめちゃくちゃ狭いし、だから、ものすごく急な勾配の階段。はしごの様な感じ。なのに、手すりもない、という、恐怖の階段でした。

子供の頃遊び行き、何回か踏み外したことがあります。(大人になってからは、あまり2階には行かないようにしています。)

こんな極端な話は、今はないと思いますが、(あれば、建築基準法違反!)階段の上り下りは、危険もともないますので、実際に上り下りしてみてのチェックと、この数字的なこともしっかり見なければいけませんね。

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