新築一戸建て住宅診断（建売の診断）の現場レポート

アネストのスタッフです。今回は、大阪府で一戸建ての通信簿Ｂコースの現場に同行して参りました！

一戸建ての通信簿は、物件のご契約前の、購入判断にお役立ていただくもので、以下３つのコースがあります。
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【Ａコース】　図面及びアンケートによる物件チェック
【Ｂコース】　Ａコース＋現地での建物調査
【Ｃコース】　Ｂコース＋土地調査


住宅に関してのプロである建築士が、一戸建てに『通信簿』をつけるというものです。

【Ｂコース】と【Ｃコース】は、現場調査もともないますので、、調査当日、物件を見ながらの説明も充分にします。

通信簿(後日報告書として発送します)には、たくさんの評価項目があり、最終ページには、総評もあるんですよ。

今回のおうちは、果たして、どんな通信簿になるのでしょうか？


今回の物件の通信簿をつけるのは、ゴルフからガーデニングまでと、幅広～い趣味をお持ちの、明朗快活、とても真摯な建築士さんです。

それでは、レポートを始めます。どうぞよろしくお願い致します。


現地で、お客様（ご主人様、奥様、そして後に、お父様、お母様も現場に来られました）と待ち合わせし、今回の調査の流れを説明。

販売会社の方も間もなく到着。ご挨拶の後に

「本日は、存分に見ていただいて結構です。」

と、おっしゃていただきました。

「ありがとうございます。それでは、こちらから質問等もさせていただくこともありますが、よろしくお願い致します。」

と、建築士さん。


当日の現地調査以前に、お客様には、気になる点などの項目を含めた、アンケートにご記入いただいています。

そのアンケートによると、今回のお客様は、

『地盤』

についてご心配だとのこと。

というのも、以前この土地は、畑だったらしいのです。実際、物件の隣にはまだ畑が残り、トンボがたくさん飛び交っていました。

『秋だなぁ...。』などと言っている場合ではありません。（ほんとは、思っていました...）


早速、地盤改良について建築士さんが、販売会社営業の方に質問。

「地盤についての資料はありますか？」

「地盤改良工事の、進捗写真があります。」

と、写真集を見せてもらいました。

○月○日、更地の状態から始まった地盤改良工事の進捗状況写真が、きっちりと、アルバムに収められていました。

改良工事の流れがよくわかります。

この工事写真集は、地盤の改良工事だけでなく、基礎工事の配筋状況、防湿シートを敷いた状態、棟上後の構造(例えば、金物の取り付け状況など)の写真もありました。

「写真によると、地盤改良の進捗状況、基礎共に、問題のない安心できる内容です。」

と建築士さん。


あくまで写真ですので、実際に建築士さんがその物を見たわけではないのですが、写真があるのとないのとでは大違いですよね。

「この進捗写真はもらえるのでしょうか？」と建築士さん。

「後日、お客様にお渡しします。」

と、販売会社の方。

是非、そうしてあげて下さい！と意味を込め、私が、お客様の後ろで大きくうなずいていたので、営業の方が笑ってました。

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