内覧会立会い・同行(一戸建て)の現場レポート

兵庫県宝塚市での一級建築士による一戸建ての内覧会立会い・同行の現場レポートです。

内覧会立会い(一戸建て)の現場レポート :兵庫県宝塚市 Part5-1

内覧会立会い・同行(一戸建て)サービスの現場に行って参りました。スタッフが密着(?)取材してきましたので、早速その模様をレポートしますね。 よろしくお願いいたします!

【担当の建築士】  南郷さん(1級建築士)
【調査開始時間】  10:00

待ち合せ時間に到着し、お客様(ご主人様、奥様、お子様)とご挨拶。

その際です。

南郷さん「交代でも結構ですので、できればお1人は私に "ぴったり" くっついてきて下さいね」

さて、なぜ、南郷さんはこのように言われたのでしょうか?

その理由は、帰り道に南郷さんが私におっしゃったセリフでわかりましたよ。(帰りの様子も後で書きますね)

物件から少し離れたところで挨拶をしていたのですが、家が見えるところまでやってきました。



「おや?」

庭先にショベルカー発見。

作業中の現場の方も何人か見えます。

どうやら、外構部分はまだ未完成の様子です。

玄関前に到着。

今度は、売主側の担当の方とご挨拶です。

担当者「今回は私どもも勉強だと思っておりますので、どうぞ徹底的に見てください」

とのことです。

その為か、今日は売主・施工会社・設計側からたくさんの人がこられましたよ。その数、総勢約10名 (含む:私)すごい人数です。

さて、建物調査の開始です。

まず、外回りから見ましょうということで、南郷さんについて行きました。

境界のポイントの確認です。

早速、

南郷さん「このポイントは、脱落の恐れもあるし、何よりとがっているから危ないですね。このままではないと思いますが、これからどうなりますか?今わかりますか?」


※ポイント=写真中央の赤い矢印の書いてある金属プレートです。

担当者「すぐ、確認します」

設計部門の担当者の方の出番です。図面集をめくって確認してしました。

設計担当者「ここは、このような形になります」

と、外構の図面を見ながら説明してくれました。



南郷さん「わかりました。それなら大丈夫ですね。だた、ポイントは隠れてしまうことのないようにもして下さい

とのことです。

"ぴったり"南郷さんについてきていただいているお客様も、このやりとりは終始聞いてもらっています。

みなさんもご存知の通り、ポイントは、とっても大切です!

近隣とのトラブルを未然に防ぐ為にも、

きちんと!」、「はっきり見えるように!」つけてもらってくださいね!(^^)!

さて次です。



外壁の水切り板を鏡でチェックされています。



南郷さん「ここを見てください。基礎のモルタル塗りの仕舞い方がよくないですね」

施工会社担当者「はい、わかりました。手直しします」

この箇所だけでなく、外周をぐるっと見てまわった結果、同じような仕上の雑なところが散見していました。

それらすべてを、補修してくれるとのことでした。



少し離れたところから、双眼鏡を使って見ている場面もありました。

屋根や外壁などを見ている様子です。

その他にも色々チェックされていましたが、外回りの調査は終了です。

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