内覧会立会い・同行(マンション)の現場レポート

一級建築士による内覧会立会い・同行(マンション)の現場レポートです。

内覧会立会い・同行の現場レポート :兵庫県神戸市 Part1-2

アネストのスタッフですが、マンション内覧会立会い(現場:兵庫県神戸市)のレポートをお送りします。
前回の続きです。それでは、ご覧ください。

浴室の調査では...

建築士さんが脚立を浴室に持ち込み、天井の点検口を開け、懐中電灯で中を念入りに、覗き込んでおられました。

「そんなところ、これから先、見ることがないから、見ておきたい」
と、ご主人、奥様、そして、私。
順番に、脚立に登り、覗き込む...。

色んな配線、配管が通っていました。

何が何だか全くわかりませんでしたが、こんなところまで見るのは、素人ではありえないですよね。

見たとしても、何をチェックしたらいいのかもわからないですし...。
(配管の設置状況、換気ダクトの取り付け状況などを確認するらしいです)

浴室は指摘事項なし。
いい出来で嬉しいばかりです。(完全に私も、買主気分です)

洗面所の調査では...

洗面台一杯に水を貯め、オーバーフローしないかをチェック。

ただ眺めるだけかと思っていたら、洗面台の下の扉の奥まで、もぐりこんで、ガサゴソと調査されていました。

洗面所も指摘事項なし。
いい出来で、ますます、うれしくなる私。

今回、私は、最後まで現場におれず、このあたりで、途中で失礼いたしましが、皆様、暑い中、お疲れ様でした。

暑いで、思い出しましたが...

この暑い時期に、内覧会に臨まれる皆様、

  【汗を拭くタオル、うちわ、水分、冷えぴた(?)】

を、是非ご用意下さい。


以下は、調査とは関係のないことなのですが...
とても嬉しいことを、お客様から言っていただいたので追記します。

最初に私がお部屋にお邪魔する際、奥様が

  「あなたが我が家に上がる最初のお客様ですね。どうぞ。」

と、にこやかに玄関の扉を開けて下さったのです。

とても大きな買い物のマンション購入。
内覧会。

人生で一度あるかないのかだと思います。

内覧会は、お客様にとって、ただ、施工状態をチェックする場だけでなく、

『完成した我が家に、初めての第一歩を踏み入れる場』であること。

それは、ご本人にとって、思い出に残る大事な瞬間でもある、ということを改めて思いました。

そんな、お客様の初めての第一歩、内覧会に立ち会えましたこと、大変勉強になりました。

有難うございました。

兵庫県神戸市の内覧会立会い・同行(マンション)はこちら