内覧会立会い・同行(マンション)の現場レポート

一級建築士による内覧会立会い・同行(マンション)の現場レポートです。

内覧会立会い・同行の現場レポート :兵庫県神戸市 Part1-1

兵庫県神戸市の内覧会立会い・同行(マンション)はこちらマンション内覧会立会い(現場:兵庫県神戸市)の現場に、同行させていただきました。もちろん調査は建築士が行います。

内覧会開始前、
お客様ご夫婦(お子様は知人に預けてこられたとおっしゃってました。←大事なことだと思います。小さいお子様連れだと大変だと思いますから)、建築士さん、私とで、 事業主側(実際には施工業者です)から、内覧会の進め方などの説明を受けました。

説明の際に、
『内覧は30分~1時間でお願いします』と、事業主側からの申し出。

内覧会時によくある事業主側からの説明ですが、
私が同行したときには、まだ、聞いたことがなく、
言われた瞬間、
『でた!』
と思わず口から出そうになりました。

そんな私とは対照的に、建築士さんは落ちついた様子で、
「見終わりましたら、ご連絡いたしますから。」と事業主側に告げられていました。

段取りをお客様と打ち合わせ。

この時、

「僕は自分がこのマンションを買ったつもりで調査しますから」

と建築士さんが、お客様に言われてるのを聞き、ちょっと感動してしまいました。
お客様もにっこりされ、
「頼もしいですね」
と言ってくださり、その様子を見て、また、感動です。
現場にあまり行く機会がない私には、この様な場面を見ることは、
とても嬉しいのです。

リビングの調査開始。

建築士さんが、フローリングを部屋の端から歩行感触で確かめていると、
途中で何度も同じところを行き来され始め...

「どうされたんですか?」
「ここのフローリングがでこぼこしてる」

で、そこだけを確認しようとした私に
「部屋の端から順番にずっと歩いてみないとわからないよ」
「そうなんですか」

部屋の端から順番に↑↓↑↓歩いてみると、
建築士さんが指摘されたところが確かに、盛り上がって、波打っているような感じ。

ある程度クッション性のあるフローリングだったので、
こんなものかなと、素人の私なら見逃していたと思います。

この部分は、指摘箇所として、事業主側に補修を要求。
フローリングを一旦剥がし、モルタルのレベル調整をすることを
了承してもらいました。


次回に続く

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