新築一戸建て住宅診断(建売の診断)の現場レポート

新築一戸建て住宅診断(建売の診断)の現場レポートです。
「一戸建ての通信簿」は「新築一戸建て住宅診断」に名称変更しております。

一戸建ての通信簿の現場レポート : 大阪 Part1-3

前回の一戸建ての通信簿(住宅診断・大阪府)の現場レポートの続きです。

今回から、建物内部の調査です。


まずは、リビングにて、内部の調査の段取りを説明。

「一つ、一つの部屋を、全員で回りましょう」

現地では、指摘箇所を、一つずつ家の間取り図面に、記入するといった作業もしますので、バラバラに回ると何かと不都合です。

本日は人数も多く、各自バラバラになって見て回りたいところですが、やはり建築士さんと離れると、各所の説明も聞けなかったりなどと、ちょっともったいない(?)ことになるかも。

おおげさなようですが、私もアネストに入社していなければ、一生、建築士さんとお話をする機会などなかったかもしれません。

だから、お客様にもこの機会に是非、プロの目線で見た評価や、説明を聞いてもらいたいなぁと思ってしまうのです。


各部屋の調査をしてまわり、台所を調査していた時です。


ガス調理器具が設備概要と違うことが判明。


流行のガラストップ台のはずが、普通のガス台が設置されていました。

私、個人的にも、コマーシャルでしか見たことがないので、ガラストップのガス台が見たかったのに、すごく残念。

などと、私が残念がっている場合ではもちろんなく...。

指摘事項に記入し、営業マンに確認です。


『申し訳ありません。取替えを至急いたします。』

と、販売会社の営業マン。

この方は、とても対応がよかったのです。調査途中に、クロスの汚れも自ら発見し、

『ここが汚れています。すみません。至急直すように致します。』

など、なかなか、正直な応対でした。

購入前だからかもしれませんが (疑いすぎ?)、契約後も、お客様には、この様な応対をお願い致します。


ところで、みなさん、

『F☆☆☆☆』

って何だかわかりますか?

建材、建具、クロス、キッチン、洗面化粧台等に、このマークのシールや刻印がありました。具体的には、リビングのドアの上部隅などに。

これは、シックハウス対策を考慮した、最上級の低ホルムアルデヒドの材質の印なのだそうです。

この家には、和室の畳の下、構造用合板にも、F☆☆☆☆印がありました!(畳を上げた際に確認)

健康面でもとても安心できますよね。

扉などは、隅っこの見えにくいところにこのマークがありましたが、みなさんも一度、このマークを探してみてはいかがですか?
(早速、我が家で探してみました。が、残念ながら確認できずです(~_~;)...。畳までは上げていませんが。)


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