内覧会立会い・同行(一戸建て)の現場レポート

兵庫県宝塚市での一級建築士による一戸建ての内覧会立会い・同行の現場レポートです。

内覧会立会い(一戸建て)の現場レポート :兵庫県宝塚市 Part9-2

内覧会立会い・同行(一戸建て)の現場レポートの続編です。
続いて、洋室の確認をします。

床の傾斜調査

壁の傾斜調査

床・壁の水平、垂直を、水平器を用いて確認します。

ここで、ご主人様がいらっしゃいましたので、サービスの説明を致します。
建物の室内から調査を開始し、次に建物の外周りの調査をします。

また、細かいキズなどは人によって気になる気にならないがありますので、
指摘いたしません。もちろん、気になられるキズがあればおっしゃって下さい。

サッシの傷

写真は窓のサッシ部分ですが、濃い色の場合はキズが目立ちます。
キズとしては細かいものですが、指摘事項として補修をお願いします。

また、写真のように指摘箇所には、後でわかるようにテープを貼っていきます。

角野さん「水平器を用いて床や壁の水平・垂直を確認しました。
垂直方向は特に問題ありませんが、水平方向は許容範囲です。
他も確認してから判断したいと思います。」

なるほど、1部屋だけでは判断出来ないものなんですね。

ここで、ご主人様からベランダから見える屋根の部分が気になっているとの話がありました。

屋根の調査

トップライト付近の屋根の仕上がりについてとの事です。
確かに、瓦が割れたようになっていて見栄えがあまり良くありません。

業者さんとも話をして、防水などはきちんと施工されているとの事ですので
問題はないようですが、仕上げについては瓦を撤去の上、板金で納める事になりました。

窓の動作確認

窓の動作確認をします。
カギも開閉が問題なく出来るかを確認します。
雨戸も閉めて確認をします。

雨戸に関しては、部屋の中からの確認だけではなくベランダに出てからも確認します。
中からだけでは、外にキズがあるかもしれないですもんね!

続いて、クローゼットの動作確認も行います。
今回のクローゼットは、端が固定されていません。また、閉めた時に隙間が広いです。
端が固定されていないので、少し開閉にコツが必要です。
子供部屋などは、端が固定されていた方が使いやすいので、クローゼット扉の端部固定を
お願いします。また、垂直に不具合がありますので、調整をお願いしました。

クローゼットの調査

次のお部屋のクローゼットはとっても広いです。
いいですねー、たくさん収納が出来そうです!と、私が考えていると

角野さんから、
「このクローゼットは広いので、コートなど衣類をたくさん掛けると、
かなりの重量になりますので、真ん中に補強があった方が良いでしょう」

との事です。
業者さんには、中間に床からのパイプ補強をお願いします。

確かに、服を掛けるパイプが耐えられないかもしれないですね。
補強があった方が安心です。

ベランダのひび割れ

ベランダ部分から屋根を見上げます。
すると、写真のように割れている部分を発見しました。

また、外壁の部分の仕上げも汚れている部分がありましたので、綺麗にして
頂けるようお願いします。

廊下の水平の確認

2階の廊下部分も水平器を使用して、水平・垂直を確認していきます。

トイレの調査

2階のトイレです。

角野さん「水を流してもいいですか?」

業者さんに確認をしてから、流水試験を行います。
特に問題はありません。また、タオル掛けの設置に問題無いか、扉の開閉確認と
カギの開閉確認もします。

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