新築一戸建て住宅診断(建売の診断)の現場レポート

兵庫県西宮市での新築一戸建て住宅診断(建売の診断)の現場レポートです。

新築一戸建て住宅診断(建売の診断)の現場レポート : 兵庫県西宮市 Part5-3

アネストのスタッフの稲久保です。新築一戸建て住宅診断(建物診断)の現場レポートの続編です。


続いて、玄関の調査です。 大きなシューズボックスがあります。棚や、扉の開閉チェックをします。



そして、玄関部分のタイルを打診棒でチェックします。
「この棒で、何がわかるんですか?」
「ココだけ音が違うでしょ?この部分は表面が浮いているんです。」
確かに、転がしていると素人の私が聞いてもわかるくらい一部だけ音が違います!

「これは、問題があるんでしょうか?」

「今回は、問題のあるレベルではないので大丈夫です。」と、田中さん。一安心ですね。



ここで、脚立の登場です。2階部分の点検口から屋根裏を確認します。

田中さん、下りてきて図面を見て何か考えています。
「ここに筋交いがあるはずですよね?」と、建築士さんに聞きます。
「はい。」
もう一度、登り再度確認です。みんなドキドキして見守っています。
「ありました!!」
ほ~、よかったです。
私も点検口から上半身を入れてみましたが、木の枠で囲われていて奥の方まで見渡せないようになっていました。
確認が出来にくい場所にあったんですね。
今回の住宅は点検口が2つあります。違う部屋へ行き、もう一方の点検口の中も確認します。
こちらも、奥の方までは見渡せませんが見える範囲では断熱材の吹き付けられており問題となる箇所はないようです。

次は、お風呂場の点検口から確認します。
田中さん「問題ないですね」

これで、本日の調査は全て終了です。

最後に、まとめとして、今回の物件は、他の物件と比較しても、構造・内装・設備等のいずれにおいても、他の一般的な物件と大差ない仕様となっており、安心して頂けるものと判断いたします。

また、アドバイスとして購入される場合は、確認申請書一式を引き渡しの際に頂いておくと良いでしょうとの事です。
「どうしてですか?」
「一番の問題は、今後、売る時に図面があった方が良いです。図面がない物件として売るより、図面がない事を気にされる方もいますのであった方が良いです。」
すぐに、業者さんが確認してくれました。
コピーは頂けるそうですが原本は業者保管との事です。
今回は建売物件ですので、建築主がお客様ではないからとの事です。

今回の調査の結果も含め、ご購入されるかは、お客様次第です。

本日は業者さんや建築士さんが調査の際にずっといて下さったので、確認したい事がすぐに確認をする事が出来ました。スムーズに調査をする事が出来ましたので、調査時間は約3時間と平均的な時間でした。

同行させて頂きましたお客様、田中さん。大変お疲れ様でした。

とても勉強になりました。ありがとうございました!

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